テスラの主力工場「ギガファクトリー」の敷地面積は東京ドーム約20個分。起死回生をかけて投入するのがピックアップトラックのEV「サイバートラック」。最低価格で900万円を超え、時速100kmまで2.7秒でスポーツカー並みの加速力である。サイバートラックをデザインしたデザイナーによると、開発にあたり他社のトラックを比較し検討した。テスラは東南アジア市場で中国のBYDに出遅れている。BYDは高い需要が見込まれるタイに2022年から参入し280万円で販売を始めた。また、東南アジア初のEV製造工場を建設し、ことし6月からの稼働で東南アジア全域やオーストラリアなどへの輸出拠点にする計画である。テスラは大衆向けEVを製造していることを明らかにした。