- 出演者
- 多胡安那 具嶋柚月
オープニングの挨拶。
来月27日に行われる自民党総裁選をめぐり、小泉元環境大臣が立候補する意向を固め、周辺議員に伝えたことがわかった。小泉氏の出馬をめぐっては、きのうも支援する議員が会合を行っている。関係者によると、小泉氏は出馬に必要な推薦人20人を既に確保していて、周辺議員は「支援を表明してくれる議員は全ての派閥から既に40人以上いる」と話している。小泉氏は来週以降、正式に立候補を表明する方向で調整している。その小泉氏を支援する意向の菅前総理は同じく立候補に意欲を示している茂木敏充幹事長と会談した。茂木幹事長は「日本の将来についてとてもいい話が出来ました」と述べた。総裁選への対応をめぐって意見交換したとみられる。このほか、石破元幹事長は24日に地元・鳥取で正式に立候補を表明する方向で最終調整している。
来月23日に行われる立憲民主党の代表選をめぐり、枝野前代表はきょう正式に立候補を表明する。枝野前代表は午後、代表選への立候補を正式に表明する記者会見を行い、政権交代に向けた自らの政策をアピールする予定。このほか、立憲の代表選を巡っては現職の泉代表が再選に向けた準備を進めていて、野田元総理の立候補に期待する声も上がっている。さらに江田憲司衆院議員も一部の若手、中堅議員から立候補を求められ意欲を示しているほか、馬淵澄夫前国対委員長はきょう、自身に近い議員と代表選をめぐり意見交換する予定で、来月7日の告示を前に駆け引きが激しくなっている。
米国民主党の党大会が開催される中、イスラエルの支援を続ける民主党政権への抗議デモが行われたイリノイ州シカゴ。デモに集まった人からは大統領候補になったハリス氏に対しまだ支持していないなどと厳しい声も聞かれた。ハリス氏は党大会の最終日に演説が予定されているが、異例にも初日となるこの日、サプライズで登場した。また、この直後には8年前の大統領選でトランプ前大統領に敗れたヒラリー・クリントン氏も演説。更にバイデン大統領も涙を流しながら登壇し、民主党の党大会は初日から現職の大統領、副大統領やオバマ政権時代の閣僚が相次いで登場して、今の勢いそのままに盛り上げる形となった。一方、勢いに乗るハリスと大統領選を戦うトランプ前大統領はロイター通信とのインタビューで自身が当選した場合、電気自動車大手テスラのCEOであるイーロン・マスク氏を閣僚または顧問として起用する考えを示した。
米・ペンシルベニア州では戸別訪問でトランプ氏への支持を呼びかけていくボランティアの姿が見られた。「トランプフォース47」と銘打たれていて、支持者の中にはオリジナルのジャケットを作って呼びかけるボランティアの姿も見られる。トランプ氏はこれまでの大統領選で組織的な戦いは展開できずカリスマ性に頼らざるを得なかったことから、選挙ボランティアのネットワークを構築して氷の積み上げを目指しているという。応募者全員に対して研修会を行ってからボランティアとしての活動が行われている。トランプ氏は2020年の大統領選では郵便投票での不正があったと主張していたが、今回の大統領選では郵便投票も歓迎するという。
昨日、福岡県筑紫野市の筑紫野自動車学校で開かれた体験教室では、アルコールが運転に与える影響を実感するため、参加者は酒を飲む前と飲んだあとの2回、車を運転して同じ教習コースを回った。ほとんどの参加者が飲酒前には問題なく走行できたコースでもコーンやポールと接触するなど運転が不安定になった。この教室は福岡県の飲酒運転撲滅週間に合わせて開かれたもので、参加者は飲酒運転撲滅への思いを新たにしていた。
「TBS NEWS DIG」の告知。
自民党の総裁選をめぐり、小泉進次郎元環境大臣が立候補の意向を固めて、周辺議員に伝えたことが明らかになった。日程も正式に決まり、本格的に動き出した総裁選。どのような戦いになるのだろうか。きょう午後JNNが撮影したのは、小泉進次郎氏を支援する議員が会合に向かう様子。こうした会合は連日行われているという。小泉氏はきょうまでに総裁選に立候補する意向を固め、周辺議員に伝えていることが明らかになった。すでに出馬に必要な推薦人20人は確保していて、来週以降に記者会見を行う方向で調整している。その小泉氏を支持する意向の菅義偉前総理。夕方会談したのは同じく出馬に意欲を示している茂木敏充幹事長。会合を終えた茂木幹事長は自ら立ち止まって「日本の将来についてとてもいい話ができた」と述べた。ポスト岸田に向けた動きが活発になっている。けさ自民党で開かれた会合で、来月12日告示、27日投開票とする総裁選の日程が正式に決まった。従来12日間で行われることの多い選挙期間は、現行ルールになって最長の15日間に。またきょうの会合では、お金のかからない選挙戦を目指すとした。実際総裁選に出る候補者や陣営はどのような選挙活動を行うか過去の映像を見てみると、地方票を得るための電話作戦に、候補が訴える政策を周知するためビラ配りも。100万人を超える党員にビラを郵送するだけでも1億円かかると言われ、総裁選へ立候補するにあたっては資金力も必要不可欠だとされている。選挙管理委員会は、告示後の選挙戦を党が管理し、告示前に行う候補者の選挙活動についても抑制的に行うよう呼びかけていく方針を確認した。立憲民主党・岡田克也幹事長「一体どちらの選挙がより中身が充実していてしっかりとしているかと」。一方自民党総裁選の4日前に代表選を迎えることになった立憲民主党。泉健太代表が再選に向けた準備を進める中、枝野幸男前代表は明日正式に立候補を表明する予定。党内からは野田佳彦元総理の出馬を期待する声も高まっていて、与野党ともに次の衆議院選挙を見据えた選挙の顔選びが本格化している。
米国では大統領選挙へ向けた民主党の全国大会が始まった。日本時間の午前7時過ぎから始まった民主党全国大会。大統領候補に指名されたハリス副大統領が異例のサプライズ登場し会場を驚かせた。米国初の女性大統領を目指し結束を呼びかけた民主党・ハリス副大統領。しかし会場の外ではガザ情勢をめぐって政権への抗議の声が上がった。こうした中会場では、2016年の大統領選でトランプ前大統領と戦った民主党・ヒラリークリントン氏が登場。米国初の女性大統領になれなかったことを念頭に「今夜(私たちは)ついにあと一歩のところまで来ている。ガラスの天井の向こう側には、カマラハリスが手を挙げて米国第47代大統領として宣誓する姿がある」と訴えた。最新の支持率からも分かるハリス氏の勢い。グラフ「支持率」(リアルクリアポリティクスより)。対する共和党候補のトランプ氏はすでに当選後を見据えているよう。Q.「(当選した場合は)マスク氏を閣僚や顧問として起用するか?」。トランプ氏「彼は賢い男だ。もしやってくれるのであれば起用するだろう」。電気自動車大手・テスラのCEO・イーロンマスク氏を閣僚、または顧問として起用することを示唆。これに応えるかのようにマスクは自身のXで「喜んで仕える」。一緒に投稿された写真は、すでにマスクが閣僚になったかのよう。もともとは民主党を支持していたマスク氏だったが、ここ数年はバイデン政権の政策を批判。代わりにトランプ氏との奇妙な密月関係を深めていた。トランプ氏の返り咲きでマスク氏の政界進出が現実となるのか、ハリス氏がガラスの天井を打ち破るのか。大統領選挙まであと2ヶ月半。
中国軍が海洋進出を活発化させる中、沖縄とともに防衛の最前線と呼ばれるようになった鹿児島の離島。防衛強化が地域にもたらした光と影を追った。奄美大島で撮影されたオスプレイ。この8日後、米国軍のオスプレイは屋久島沖で墜落事故を起こした。オスプレイは去年11月の墜落事故以降、全世界での飛行を停止し今年3月に再開。集落ではその月6回から7回飛来を確認している。中国軍の海洋進出を背景に防衛の最前線と言われる南西諸島の一角を成す奄美大島で防衛強化が進んでいる。5年前に作られた陸上自衛隊の駐屯地と分屯地は日米訓練の拠点となり、弾薬庫の増設や物資輸送などの港湾施設をつくる検討も始まっている。人口約5万8000人の島に隊員約600人が家族と滞在することになり、飲食店からは経済効果を実感しているという声もある。隊員のこどもたちが通う阿木名小中学校の児童生徒数は現在84人だが、2年後には100人まで増える見込み。木原稔防衛大臣が就任後初めて駐屯地を視察した。しかし、有事のリスクなどについては言及をしなかった。
韓国の大手紙「東亜日報」は、北朝鮮がことし6月にロシアと新たな条約を結んで以降、留学生に身分を偽装した労働者をロシアへ派遣する動きがあり、韓国政府が注視していると報じた。滞在期限が切れた労働者の処遇をめぐっては中朝間の議論が膠着状態にある。北朝鮮は労働者の派遣先をロシアへと切り替えることで、中国側に露骨に不満を示した象徴的な措置に見えるという。
オーストラリアの西に位置するバヌアツでは中国が影響力を増している。人口は32万人でGDPは3分の1を観光収入で賄っている。ポートビラには新たな政府庁舎が立てられているものの、ここには「中国援助」と書かれた看板が立てられていた。大統領公邸や国際会議場・体育館なども中国からの資金で建てられる様子が見られ、東南アジアだけでなく南太平洋まで影響力を拡大する様子が見られる。バヌアツのサルワイ首相に取材を行うと、習主席とはインフラ整備などで覚書を交わしたと明かし、中国銀行の支店設置などについて話し合ったという。一方でバヌアツは対外債務の約4割が中国政府系の銀行となっている。スリランカでは多額の債務を返済できないことを受けて港の運営権を99年譲渡するなどした「債務の罠」の一環と見られる。サルワイ首相は我々は気候変動の被害者と訴える様子が見られ、実際に去年バヌアツでは2つのサイクロンのために約630億円もの被害が出ているという。中国の太平洋進出をめぐり日本では太平洋・島サミットを行い、伊藤環境大臣も訪問を行うなどしている。サルワイ首相は日本による支援に感謝の意を示しているが、今後も島しょ国との協力を進めることが求められる。
昨日、福岡県筑紫野市の筑紫野自動車学校で開かれた体験教室では、アルコールが運転に与える影響を実感するため、参加者は酒を飲む前と飲んだあとの2回、車を運転して同じ教習コースを回った。ほとんどの参加者が飲酒前には問題なく走行できたコースでもコーンやポールと接触するなど運転が不安定になった。この教室は福岡県の飲酒運転撲滅週間に合わせて開かれたもので、参加者は飲酒運転撲滅への思いを新たにしていた。
全国の気象情報を伝えた。
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エンディングの挨拶。