- 出演者
- 丸田絵里子 新名真愛
オープニングの挨拶。
岸田総理が立候補しない意向を表明した自民党総裁選。ポスト岸田に向けた動きが活発になっていて、10人近い議員が意欲をみせている。林官房長官が総裁選への立候補の意欲を周辺に伝えたほか、藤勝信元官房長官も出馬に向け準備を始めたことが分かった。石破元幹事長は、民放の番組で推薦人についてめどはつきつつあると明らかにした。小林前経済安全保障担当大臣について、支援者は20人以上いる、あとは誰を推薦人にするかだけだなどと自信をのぞかせている。余波は、自民党と同じく来月に行われる立憲民主党の代表選挙にも及んでいる。現職の泉代表と枝野前代表による新旧代表対決が予想されている。総理大臣経験者が代表選に割って入るのか、動向が注目されている。
米国大統領選挙の副大統領候補同士によるテレビ討論会が10月1日に行われることが決まった。共和党の副大統領候補・バンス氏は民主党の副大統領候補・ウォルズ氏とのテレビ討論会について10月1日の開催に同意すると明らかにした。またバンス氏は「CNNから招待を受けた9月18日の討論会にも応じる」と表明した。一方、民主党のハリス陣営は「トランプ陣営と3回の討論会を行うことで合意した」との声明を発表し、ハリス氏とトランプ氏の2回目の討論会が開催されるとの見通しを示した。
タイの下院では16日、新たな首相を選ぶ議員投票を実施。最大与党「タイ貢献党」のペートンタン党首が過半数の支持を得て当選。37歳のペートンタン氏は2006年に軍事クーデターで失脚したタクシン元首相の次女。今後、国王の承認を経て正式に就任する見通し。歴代最年少の首相となる。セター前首相は、憲法の倫理規定に違反した内閣人事の任命責任を問われる。軍の影響下の憲法裁判所から解任命令を受け失職していた。
北朝鮮メディアは洪水の被災地域から避難した被災者およそ1万3000人が15日に平壌に到着したとして、金総書記が迎える様子を伝えた。金総書記は避難施設の前で行った挨拶で復旧や治水対策のほか農村の都市化を進めると強調。被災した地域は見違えるほど豊かになると再建を約束したという。その後、避難施設で金総書記は被災者をもてなし、子どもたちは提供された料理を頬ばっていた。韓国メディアは今回の水害で北朝鮮国内での不満が高まっていて被災者に寄り添う姿勢をアピールし不満の拡大を抑える狙いがあると分析している。
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今月10日に解禁されたサンマ漁。北海道根室市の花咲港できのう初水揚げされた。きのうの初競りでは税込みで1キロ626円の値がつき、去年の1キロ14万400円を大きく下回った。初水揚げの量が去年の0．5トンと比べて大幅に増えたことや、台風7号の影響で本州に空輸できないことなどが影響したとみられている。その後、採れたてのサンマは地元の市場に並んだ。昔に比べればまだ低水準ということで、きょう港に戻る漁船の水揚げに期待を寄せている。
株と為替の値動きを伝えた。
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長崎原爆の爆心地から約1．2kmの場所にある穴弘法奥之院霊泉寺。当時、逃げ場と水を求めて多くの被爆者が押し寄せ、そのまま息絶えた13人は寺に埋葬された。今月9日の平和祈念式典で原爆犠牲者にささげられた水には、この寺から運ばれた湧き水も含まれていた。寺の本堂には原爆の記憶を後世に残そうと、あの日が描かれた18枚の水彩画が展示されている。絵を描いた被爆者の堤寛子。寺の長女だった堤は5歳のとき、寺の奥の岩穴で原爆に遭った。被爆したとき、堤がいた実際の岩穴には、堤のほか母や弟は無事だったが、自宅のはりの下敷きとなった祖母のテイは亡くなった。しばらくして岩穴から外へ出ると、信じられない光景が広がっていた。岩穴に流れる湧き水は当時、けがや病気が治ると信じられていた。あの日、原爆の熱線で体を焼かれ、焼けただれた人々が求めたのはこの湧き水だった。戦後、寺に建てられた平和観音。堤は絵筆をとって原爆で亡くなった人々の霊を弔う。長崎市江平一丁目、穴弘法奥之院霊泉寺、寺での遺骨の発掘作業、長崎平和祈念式典、堤がいた岩穴、金比羅山・長崎市、平和観音の映像。住職・堤祐心、被爆者・堤寛子のコメント。
江戸川区にあるこども食堂では、無料で食事支援を行っている。毎日、夕食などを食べに子どもたちが訪れている。その半数はひとり親家庭。給食がなくなる夏休み、ひとり親家庭ではおよそ3人に1人の子どもが1日2食しか食べられていない調査結果が今月発表された。今、子どもたちの間に体験格差が生じている。取材時、羽田にある日本最大級の物流ターミナルに6組の親子が訪れた。大量の荷物が次々とし分けられる様子に興味津々。これはNPOが企画した体験プログラム「こども冒険バンク」。経済的に困窮している子どもたちなどを対象に、遊び、学びの機会を提供しようと今月から始まった。NPOの担当者は幼少期の体験の重要性について、「大きくなってからの非認知能力や自尊感情、自分は何でも挑戦したらできるとかなどの項目も体験があった子どもの方が良くなっているというデータがある。幼少期の体験は非常に重要」とコメント。子どもたちの心を育む体験、その格差を埋める支援が期待される。
韓国では海水浴場同士の競争が激しくなっている。マッスルビーチなど一風変わったビーチが登場している。韓国では連日、30度以上の暑さが続き涼しさを求め人々が海水浴場に集まっている。今年の暑さの影響で、去年を上回るペースで訪問客が増えている。韓国東部・江陵にある海水浴場では去年、マッスルビーチがオープン。訪問客は無料で利用でき、新たな名所となりつつある。江陵では他にも愛犬を連れていけるペットビーチも登場。ペットを海に入れると他の遊泳客からの苦情が多いことから、専用プールが用意されている。マッスルビーチ運営者・キムホンソンさんは「このような特別なコンテンツがあってこそ。海はすべて似たり寄ったり」とコメント。韓国では新型コロナ流行前と比べ、海水浴場への客足は大きく減少したままとなっている。その理由として韓国メディアは、海水浴場への客足が減ったのは、日本をはじめ海外旅行する人が増えたためとしている。国内旅行をする人になんとか海水浴場に足を運んでもらうように差別化が図られた結果、マッスルビーチなどが現れた。異例の暑さで訪れたチャンスを逃すまいと、海水浴場の競争が続いている。
エンディングの挨拶。