佐川急便は配達まで1週間以上が当たり前だった京都~大阪の小口輸送を翌日配達にした。また、DCブランド最盛期には洋服を梱包せずハンガーに吊るして輸送した。クール便の配達を終えたドライバーは毎日欠かさず仕事道具掃除を行っている。佐川急便が顧客から預かる荷物には美術品もある。佐川急便には美術品梱包輸送技能取得士という資格を持つ社員がいる。こうした運ぶ技術は災害時にも生かされている。能登半島地震では全国から60人を超える社員が約50台の車両とともに荷物の運搬、避難所への積み込みなどを行った。佐川急便は586の自治体と災害・医療・教育・見守りなどの支援協定を締結している。