知られざる北朝鮮のサッカー事情。2010年の南アフリカW杯。北朝鮮代表は44年ぶりの出場で国民は大盛りあがり。初戦の国歌斉唱では大世は号泣。相手はカカを要した当時世界ランキング1位ブラジル。前半は猛攻に耐え無失点で終えたものの、後半2失点。しかし試合終了間際、大世のアシストから歴史的ゴールを奪い、敗れたものの大健闘。決勝トーナメントへは進めなかったが、帰国すると空港には多くの国民の出迎えがあった。北朝鮮のファンと違い北朝鮮のファンはしないことは？シュウペイさんらは「グッズやフラッグを持たない」などと予想。正解は「サイン」で、サインという概念がないという。続いて、練習環境。日本生まれ日本育ちの大世。現役時代は3カ国でプレーしてきたが、2007年に北朝鮮代表に初選出されたとき、他の国では考えられない練習環境だったという。ユニホームや洗濯など全て自分で管理していたという。問題：北朝鮮の練習環境で大世がもう1つ驚いた事とは？丸山さんは「芝生の管理」と予想。正解は「試合で着るユニホームで練習」。1人数枚配られるだけで、試合も含めその中でやり取りする必要があるそう。日本代表のウォーミングアップは軽いパス回し。選手がミスすると、罰ゲームをするなどリラックスした雰囲気で体をあたためてるが、北朝鮮代表が練習前にやってたのがいっぱい寝ること。カタールW杯クロアチア戦前日に日本代表に用意された夕食のメインディッシュはうなぎ。疲労回復に効果があり、ビタミンB1・B2が多く含まれているため、専属料理人の西さんが試合前日の夕飯に勝負飯として取り入れた。Q.北朝鮮代表が試合直前に口にしていたものは？シュンペイさんは「チョコモナカジャンボ」と予想。正解は「コーヒーを飲む」だった。
続いては「選手育成」。サッカーは北朝鮮の国技。2013年首都・平壌市内に全寮制のサッカーアカデミーが開校した。9歳から15歳までの有望な子どもたちを全国からスカウト。指導者をイタリアから呼び寄せ、世界的選手の育成が目標などスゴイ熱の入れよう。しかし北朝鮮国内にプロリーグはない。アマチュアリーグが3部まであり、1部には約10チームほどが所属している。Q.北朝鮮の1部リーグにある他の国では考えられないシステムとは？シュンペイさんは「面白いこと言ったら座布団もらえる」と予想。正解は北朝鮮代表チームがリーグに参加してること。今週木曜日、日本代表はW杯アジア2次予選の初戦で北朝鮮と対決。過去19回の対戦成績は8勝7敗4分けとほぼ互角。毎回ヒートアップした試合になる。ブラジルW杯予選1か月前の食事会で、吉田麻也は絶対負けたくないなどと話していた。今回キーマンとなるのは遠藤航。今シーズンからリバプールに移籍し大活躍。武器が圧倒的なフィジカルをいかしボールを奪う。ついたあだ名はデュエル王」。遠藤と北朝鮮の激しいフィジカルバトルに注目。北朝鮮クイズのチャンピオンは全員1問ずつ正解なので、全員で大世さんからのご褒美「妻のお手製キムチ」を食べた。