パリ五輪開幕まであと136日。ドバイで行われた国際大会で3位にランクインした白井空良(22)。去年の世界選手権で初の世界一。パリ五輪の金メダル候補。世界ランキングは1位。白井選手が挑むのはストリート。ランとベストトリックの合計点で競う。初めてスケートボードがオリンピック競技となった東京大会では西矢椛選手、堀米雄斗選手が金メダルに輝き日本勢が躍動。白井選手の最大の魅力はオリジナルのすべり。そのスタイルを象徴するのが自身の名前がついた空良グラインド。空良グラインドをきっかけにオリジナルのスタイルが確立した。新しい技で驚かせたいという原点。パリへ向け新たに挑戦している大技がある。ノーリービッグスピンKグラインド。スケートボードの技名は複数の技が組み合わさってできている。ノーリー、ビッグスピン、Kグラインドの3つが合わさった技。しかし、東京五輪での苦い記憶。