日銀のマイナス金利政策について後藤達也が生解説。日銀は1月の会合では「マイナス金利解除を含めた政策修正の要件は満たされつつある」として、政策転換に前向きな姿勢を示した。先月29日には「金融緩和からのギアシフト、マイナス金利の解除など出口への対応も含め検討が必要」と話している。マイナス金利解除は19日、もしくは26日に出る見方が強まっている。政策で大きな影響を受けたのが住宅ローンで、導入前は変動型が43%だったが、導入後は変動型が74%に上昇している。マイナス金利解除による影響について後藤達也は「変動金利に寄せていた場合は急激に負担が上がる恐れもある。変動だけではなく、これから借りる方は固定割合を増やしたり無理をしない水準に抑える判断も大事になってくる」などと説明した。