「10月に社長が向かった先はどこ?」と出題された。正解は「赤 小学校の運動会」。社長はそこで子どもたちの弁当にミートボールが入っているのを見つけた。お弁当のおかずとして需要があると気づいた社長は子どもが好きなトマトソース味に改良し、商品名やパッケージもお弁当用とわかるようリニューアルした。すると売上が急増し大ヒット食品となった。その後も保存料や着色料を使わない調理法に変更したりと進化を続けた。現在でも日本一売れているミートボールとなった。肉は国産鶏むね肉と旨味の強い骨周りの鶏肉をひき肉にしたものの2種類を使用している。まず異物が混ざっていないかX線検査で確認したあとミンチ状にする。鶏ひき肉に調味料、従業員が手作業で皮をむき機械でみじん切りにした玉ねぎ、パン粉を混ぜ合わせてできた生地を機械で形成。円柱形に型抜き油で揚げる。低温の油で揚げることで膨らみながら固まり丸くなる。社員イチオシのアレンジレシピ「ミートボールのマルゲリータ風トースト」の作り方を紹介した。食パンにミートボール、モッツァレラチーズをのせミートボールのトマトソースをかける。焼き上がったらこしょうをふりバジルをのせる。