「キキが修行に旅立つシーンで、角野先生のリクエストによって生まれた演出とは?」が出題。正解は「旅立つときに鐘を鳴らして」。また、映画の後日譚では17歳となったキキが遠くの学校に行ったとんぼと大晦日に会う約束をする。新年を告げる鐘の音が鳴ると、2人は再会する。角野先生は大学時代、「LIFE」という雑誌で俯瞰したNYの風景写真を目にし、キキが修行する「コリコの町」を生み出した。執筆当時、娘が12歳で、同年齢の女の子を描こうと考えた。50歳の頃、単行本として発売され、スタジオジブリから映画化の依頼が舞い込んだ。角野先生は「風の谷のナウシカ」を鑑賞していた娘から背中を押され、「タイトル、登場人物を変えないこと」を条件に映画化を決断。ニシンのパイ、飛行船は宮崎駿監督の創作である。
ジブリ映画「魔女の宅急便」の中盤、キキは黒猫のジジと会話ができなくなり、そのまま終わりを迎える。角野先生は「ジジとしゃべれるようになってほしかった」と話す。原作ではキキ、ジジが話せなくなることはない。また、小さい頃、父親に高い高いをして貰った思い出を作品に描こうと思ったという。そして、先生は「いたずら書きから創作が始まる」と語った。
ジブリ映画「魔女の宅急便」の中盤、キキは黒猫のジジと会話ができなくなり、そのまま終わりを迎える。角野先生は「ジジとしゃべれるようになってほしかった」と話す。原作ではキキ、ジジが話せなくなることはない。また、小さい頃、父親に高い高いをして貰った思い出を作品に描こうと思ったという。そして、先生は「いたずら書きから創作が始まる」と語った。