30年ぶりとなる少数与党国会は早くもこれまでと違う景色。政治部官邸キャップ・平本典昭が「雪崩打ち…野党へ“異例”妥協」、「“低姿勢”石破らしさ復活?」、「新たな“ばらまき”財源は?」について解説。今回、国民民主党の看板政策「103万円の壁」の引き上げでの妥協は想定内。日本維新の会の「教育無償化」に関する協議入り、立憲民主党の「能登への災害対応」などへの歩み寄りは想定外。臨時国会での岸田首相と石破首相との答弁語句数を比較すると岸田首相は約2万語、石破首相は約4万語で丁寧に答弁した形で“石破首相の良さが出た”との声も。新たな財源について財務省関係者は“新たなばらまき”と話し、立憲民主党幹部も批判。この補正予算案は物価高対策で電気、ガス料金の補助や低所得世帯への給付金などが盛り込まれ、財源をどうするかなどが課題で野党側にも責任が問われてくる。予算委員長、野党、政策提言に言及。