変化の速い時代だがみなさんついていけてますか？

きょうは世の中のことをどこまでアップデートできているかチェックしていく。スタジオではゲストが最近アップデートしたことについてエピソードを披露。橋本は「僕は現金払いにしました」と述べ、」モバイルで生きていたが月末に出る金額がとんでもない金額になっていたと一旦現金に戻した」と明かした。あなたの知識は時代遅れかも！？このあと全50問でチェック。

時代によってどんどん変わっている学校について。イマドキの小学生が最も多く使う鉛筆の濃さは「2B」。背景には子どもの筆圧の低下がある。鉄棒を使って外を遊ばなくなったなど、子どもの握力が低下しているという。また最近は上履きを廃止している学校もある。理由は防災のためで靴箱をなくすことで大勢の避難がスムーズにできるようなった。また「現代社会」は「公共」と名前を変えてより積極的に日本の仕組みを学ぶ教科となった。

教職過程履修済の本高克樹は教育実習を経験、教員の忙しさを感じたという。公立学校の先生は残業代がなく、一般企業とは異なり公立学校は一律月給の4％を受け取る仕組みとなっているが、どんなに長く働いても給料はかわらないため「定額働かせ放題」と言われている。70年前に決まった仕組みが今もそのままとなっており周りに比べて給料はが安いということが起きている。今国は4％ではなく10％へと段階的に引き上げるという方針を決めたが先生になりたい人が減っているという問題がある。

毎日食べている「米」だが万が一に備え100万トン程度を国が保管。古くなったものは飼料用にまわされている。これまでは大きな災害があったときにごく一部だけ放出されたこたあるが、ことしのように備蓄米が大量に販売されるのは初となる。なんでも値上がりする今、ハガキも85円に値上がりとなった。年賀状離れが進みハガキを出す機会がなくなり、最近の子どもは自分の住所や郵便番号を正しく言えない子が増えている。

今1円玉は「いらない」と言われている。キャッシュレス化が進み、製造コストも額面より高いことが背景にある。1円をつくるために約3円かかりアルミニウムの高騰などでつくるほど赤字になることになる。消費税3％の頃は1円をよく使用、消費税が5％から8％に上がったときも多く使用した。

去年、日本の農林水産物の輸出額が過去最高に。いま世界で売れている日本の食べ物の2位は「牛肉」。1位は「ホタテ」。本高克樹は日本さかな検定1級を持っているという。日本の「ウイスキー」は2020年に日本酒の輸出額を抜いた。清涼飲料水「ラムネ」はこの5年ほどで輸出が倍増。2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録され日本食が世界で注目されるようになったから。海外の日本料理店に「ラムネ」が置かれるようになり人気となった。1つのメーカーだけで約40か国に輸出されている。

日本のビールの輸出額も約15年で約8倍近くになっている。韓国への輸出が約40％。輸出額は2020年は約5.1億円、2024年は約85億円となっている。日本風の居酒屋なども増えている。

明治は「瓶入り牛乳」について需要低下と調達困難で今年3月に販売を終了、紙容器に切り替えられている。蛍光灯も微量ながら水銀が含まれるので2027年で生産を終了、LEDへの切り替えが進められている。MDは1992年に発売されデジタル録音が大きな特徴。2000年代に入るiPodなどの登場で需要が減少、さらにサブスクの浸透で録音する習慣が無くなっていき生産終了となった。原付バイクも今年11月以降、排ガス規制で新車の生産が終了。規制前の車両は使用可能。

カセットテープやアナログレコードはレトロデザインが若者に人気でキーホルダーや時計などの商品が多数販売されている。カセット、レコードも人気で減り続けていた売上が近年上昇傾向にある。アナログレコードの新譜数は2011年41も2024年は900となった。PHSは90年代後半に普及するも電波の範囲が狭く一般的なPHSはすでに終了した。いま企業ではPHSを構内PHSとして内線電話として使っている。精密機器への影響が少ない。

去年、マイナンバーカードに健康保険証が一体化された。今年3月からマイナカードに一体化されたのは運転免許証。従来の免許証も使用可能だがマイナ免許証は手数料が安くなる。住所変更なども警察署に行かなくてよくなる。ただ再発行に時間がかかるなどデメリットもある。今年3月からパスポートも新しくなった。顔写真は3か所になった。オンライン申請では戸籍情報が紐づいているので窓口に行くのは受取時の1回だけ。申請から受取までは約2週間かかる。

今どきの情報や常識にアップデート。今年日本に来る外国人は過去最速で1000万人を突破。訪日外国人旅行者で最も多い国（出典：日本政府観光局）は2位が中国、1位は韓国。かつては反日ムードが高まった時期もあったが、その後は日本文化への関心が高まり、最近は「GO JAPAN」などと言われている。韓国人旅行者は「アニメを見ていて日本が好きになった」などとコメントした。今では半数以上がリピーター。今月は日韓の空港に双方の国民専用レーンを導入。入国審査の時間を短縮する特別な措置がとられている。観光客が増えすぎて問題になっているのが、オーバーツーリズム。大混雑や大渋滞、マナー違反など、地元の人の生活に悪影響が出ているとニュースになっている。オーバーツーリズム対策として今全国の自治体で導入が進んでいるのは宿泊税。そのお金で交通網整備やゴミ処理、注意の呼びかけなど対策を行っている。さらに出国税の引き上げが今検討されている。日本を出国する人は1回1000円が徴収されているが、外国人を対象に増額を検討中。

外国人が得するある制度に廃止案が出ている。制度について坂下は「Tax－free制度」、橋本は「俺も一緒だ」、竹内は「免税ですよね」などとコメント。正解は免税。税収を増やすためだという。外国人観光客が免税店で買い物すると消費税が免除される。訪日外国人の国内消費は年間8兆円以上（出典：観光庁）で、免除された消費税は2000億円を超えると推計されている。消費税は国内で生活する人から取るもので、ヨーロッパを中心に免税制度がある。免税制度を廃止した国もある。イギリスは約5年前に免税制度を停止した。その結果、お店の売上に悪影響が出た。日本で暮らす外国人も増加している。現在、在留外国人は約377万人。国別では1位・中国、2位・ベトナム、3位・韓国、4位・フィリピン、6位・ブラジル（出典：出入国在留管理庁）。5位は最近ブラジルを抜いて急上昇したネパール。カズレーザーは「ネパール料理店増えてる」などとコメントした。ネパールに教育水準に合う仕事がなく、欧米に比べて留学費用が安い日本が選ばれている。1年間の学費などはアメリカの私立大で約840万円、日本の国立大は54万円程度（出典：College Board）。また、日本がネパールを支援してきたということもあり、親日の人が多い。日本語学校に通うネパール人は「日本は他の国より安全な国」などとコメントした。

今年になってから色んなことが変わっている。「希望者全員を必ず雇用しなければならないのは何歳まで？」に対し伊集院は「65歳」と回答。今年4月から希望者全員65歳までの雇用が完全義務化。定年制を廃止する企業も増えている。「6月から全企業に義務化された対策は？」に対しB＆ZAI・本高は「熱中症対策」と回答。仕事中に熱中症になってしまうケースが増加。休憩所の整備や作業環境の管理などが会社の義務となった。安全対策を怠った場合、罰則も設けられている。「紫外線の強い日が増えている理由は？」に対して坂下は「オゾン層」などと回答。正解は空気がキレイになったから。環境に配慮する取り組みが広まったことで汚染物質が減少、紫外線が地表に届きやすくなったのではと言われている。

昔はオゾン層が破壊されて紫外線が増えていると大きな問題になった。今はいろんな対策をとったことによりオゾン層は復活してきた。紫外線が1年で最も強い日は、太陽が最も高い夏至。今年は6月21日。

身の回りでデジタル化が進んでいるが、チャットGPTなど文章や画像などを簡単に作成するIT技術について竹内は「まじで分かんねぇ」と回答。答えは生成AI.。すでにある情報を分析するだけでなく、新しいものを作り出す。ありえない映像も思いのまま。絵画、小説、音楽も生成可能。「生成AIの普及で不足すると心配されているものは？」に対して坂下は「電力不足」と回答。生成AIは電気を爆食い。世界的に電力不足が心配されている。

本高は「普段プログラミングをして論文作成とかしているが、プログラミングを書くスピードが人間の遥か上」、大友は「お悩み相談」などとコメントした。生成AIによっては入力した情報が広まる可能性がある。若者にAI活用法について聞いた。大学の講義をまとめてもらう、大学のレポートを手伝ってもらう、敬語を正しい言い方に直してもらう、バイトを休む文章、キントレのメニュー、手相などという声があった。理想の彼氏を育てていくことも10代の女性に流行している。AIは電気を爆食いする。生成AIで5秒の動画を一つ作るのは、電子レンジを約1時間作動させるのと同じくらい電力を使う（出典：MITテクノロジーレビュー）。AIは絶えず情報を蓄積するため24時間365日電力を消費し続けている。世界中のデータセンターで大量に電力を消費している。日本にもデータセンターがある。さや香・新山は「ネタ作りにAIを使う」などとコメントした。電力不足を解決するために原発を増やそうとする国もある。アメリカでは電力不足に対応するため原発を増やす方針となっている。

飲食店の倒産件数が過去最多を記録。2024年度、倒産件数倍増の飲食店は？焼肉店の倒産が増加。円安で仕入れが高騰。最近ライバルとなっているのがスーパー。おうち焼肉のレベルが上がっている。今年1月～4月、倒産件数が半減したお店は？パン屋さん。いま、倒産の理由で増えている理由は、人手不足。仕事はあるのにベテランが退職。求人しても若手の応募が来ない。人手不足で経営難に。それなのに相次ぐリストラ。

黒字なのにリストラする会社が増加…なぜ？余裕のあるうちに生産性を高めるため。余力のあるうちにリストラする動きが出てきている。日本全体でみたら人手不足だが、部署レベルでは人員過剰なところもある。黒字のうちに経営強化。黒字でも安心できない時代。退職金を上乗せして自主的に退職する人を募集。転職支援をすることで退職を促す企業もある。昭和の働き方はNG。ホウレンソウは報告、連絡、相談。チンゲンサイは、沈黙する、限界まで言わない、最後までガマン。オヒタシは怒らず、否定せず、助けの手を差し伸べて、指示する。コマツナは困ったら、使える人に、投げる。

変化の速い時代、ついていけてる？NISAは投資の利益が非課税になる。年間いくらまで非課税で投資可能？年間360万円、1800万円まで非課税。