韓国・釜山港から来たコンテナ。東京港まで3日かかる。中身は韓国のり。日本への輸出が2002FIFAワールドカップ頃から増え始めた。韓国のりが世界で人気の秘密を探った。工場では年間5億枚を生産し10か国以上に輸出。欧米諸国では健康に気をつけている人が特に多いのでゴマ油にコレステロール値を下げる効果のあるヒマワリ油をブレンドしたものを使用し輸出先の国のニーズにあわせていることも人気の理由。のりは韓国で最も輸出額の多い水産物輸出の柱。韓国のりがスナック感覚で食べられているイギリスではBBQ味、チリ味、わさび味などもある。韓国では味のついていない普通ののりも作られていてそれも合わせた輸出額は日本の40倍にもなる。世界ののり市場の7割が韓国産。韓国のりは「黒い半導体」とも呼ばれ始めている。日本ののりの生産量は徐々に減少。海水温の上昇が原因といわれている。韓国は海水温が低いので安定したのりの生産ができる。日本の回転寿司やコンビニおにぎりも韓国産のりが使われることも。
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