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「スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」 のテレビ露出情報

スーパーフォーミュラ第3戦。ここで、地元の期待を背負ってデビュー戦に挑むドライバーがいた。平良響、23歳。沖縄県出身として史上初のスーパーフォーミュラドライバー。県内に、小さなカート場がわずかにあるだけ。沖縄はレーシングドライバーを目指すには決して恵まれた環境とは言えない。それでもさまざまなカテゴリーで実績を残してきた。平良の晴れ舞台に同郷のファンも駆け付けた。まさに沖縄モータースポーツ界希望の星。そんな平良にとってスーパーフォーミュラは念願の舞台。去年、登竜門的カテゴリー「スーパーフォーミュラライツ選手権2023」で年間2位。惜しくもチャンピオンを逃し昇格のチャンスをつかめずにいた。平良の参戦が決まったのはレースのわずか3週間前。ドライバーの1人が、開幕戦後に急きょチームを離脱したことで代役として白羽の矢が立った。ここで結果を残せばレギュラードライバーになれるかもしれない。トップカテゴリーで活躍する姿を地元沖縄に届けるチャンスがこのデビューにはかかっている。迎えた予選。目標は予選Q1を突破しポイント圏内で決勝を迎えること。ついに迎えたスーパーフォーミュラデビュー戦。まだ他のドライバーが様子を見る中平良は果敢なアタックを見せる。その後は、ランキング上位の常連ドライバーたちが次々とタイムを更新するが平良もわずかコンマ3秒差に食らいつく。しかし、この差が大きな壁だった。Q1突破ラインからの差は0秒355。コース前半のタイムが振るわず目標達成とはならなかった。悔しさを晴らすため少しでも順位を上げようと意気込んだ決勝。しかし、すぐ先も見通せないほどの悪天候によりレースはわずか12周で途中終了。スーパーフォーミュラRd.3優勝:野尻智紀、2位:岩佐歩夢、3位:坪井翔、17位:平良響。人生最大のチャレンジは霧の中。不完全燃焼で終わった。夢見ていた大舞台で味わった悔しさ。それでも平良には走らなければならない理由がある。平良「沖縄のモータースポーツを盛り上げたい」。

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