土屋敏之NHK解説委員がやさしく解説。車を作る時に出す二酸化炭素は電気自動車のほうが約2倍出すためガソリン車のほうがエコ。バッテリー（蓄電池）を作るのに二酸化炭素が多く発生。車が走るときは電気自動車のほうがエコ。日本は火力発電の比率が世界的に高いため発電所で出す二酸化炭素はヨーロッパやアメリカより多い。二酸化炭素を出さない発電が増えていくことで電気自動車のほうがエコになっていく。欧米などの場合、約3年位乗っていると電気自動車のほうがエコだが日本の場合は10年くらい乗らないとエコにならない。これから買い替えるなら電気自動車のほうがエコになっていく。戸建て住宅地方のほうが充電設備を付けやすいため地方のほうが電気自動車の普及率が高い。東京都の条例で2025年度以降、新築マンションに電気自動車の充電設備の設置が義務化される。道路に充電装置を埋め込むことで走りながら充電する仕組みが大阪・関西万博に向けて開発が進んでいる。