大阪・関西万博まであと3日となった。津川恵理が建築家ならではの視点で万博を取材。フィリピン館の建築を担当した加納佑樹さん。全体のコンセプトがフィリピンの伝統的な「編む」というものだという。フィリピンには植物性のもので編まれたハンモックがあり、それをベンチ状にしたものも建設されていた。東京ドーム33個分の敷地に建てられている180以上のパビリオン。次に目についたのはキラキラした謎の物体。中に入ると足元は水枕になっていた。骨組みはなく、中に空気を入れ続けることで形が成立していた。今回の万博では若手建築家も参加。トイレを設計した浜田晶則さん。土を3Dプリンターで出力し作ったという。