「大奥」の舞台は若い男性のみが感染する疫病が流行し男性の人口が激減した江戸時代、徳川家では初の女性将軍が誕生した。徳川吉宗を演じる冨永愛は男女逆転がいちばんのキー、実際の歴史のできごとが盛り込まれているので実際にこうだったのではと思ったりするなどと話した。「大奥」では世継ぎが生まれないのは自分が生き物を殺したからだと思い込んだ父親の願いを綱吉が聞き入れ発令する。杉下を演じる風間俊介は生類憐れみの令について一気に親しみが湧くなどと話した。書評家・大森望は王道の改編歴史もの、僕らの知っている歴史をうまく大奥の設定で説明するSF読者が喜ぶロジックなどと話した。