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オープニング映像。「大奥」は「きのう何食べた?」などで知られるよしながふみが原作を務め、累計発行部数は700万部、国内外の数々の賞を受賞した。「大奥」が大好きな4人がその魅力を熱く語る。
「大奥」の舞台は若い男性のみが感染する疫病が流行し男性の人口が激減した江戸時代、徳川家では初の女性将軍が誕生した。徳川吉宗を演じる冨永愛は男女逆転がいちばんのキー、実際の歴史のできごとが盛り込まれているので実際にこうだったのではと思ったりするなどと話した。「大奥」では世継ぎが生まれないのは自分が生き物を殺したからだと思い込んだ父親の願いを綱吉が聞き入れ発令する。杉下を演じる風間俊介は生類憐れみの令について一気に親しみが湧くなどと話した。書評家・大森望は王道の改編歴史もの、僕らの知っている歴史をうまく大奥の設定で説明するSF読者が喜ぶロジックなどと話した。
森下佳子はいろんな愛の形が描かれているなどと話した。冨永は将軍らの周りの人らがすてきに描かれているなどと話した。万里小路有功について森下はプライドが高いところにあってその行きにくさが見えた時に好きになるなどと話した。春日局について風間は非情さが魅力的なキャラクター、許さないからなって思っていること自体、魅了されているなどと話した。大森は敵役であるけれども重要で優秀な人物などと評した。
世継ぎを残すため美しくあれと育てられた徳川綱吉について森下は綱吉みたいな女子はいっぱいいる、与えられた先入観や役割医にがんじがらめになっていた、そこからの脱却・解放という現代的なテーマでを持っているなどと話した。徳川吉宗と加納久通との関係性について冨永は久通がいなければ吉宗はなりたっていない、バディ感がハンパないなどと話した。
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杉下について風間は受け止めるのは上手なキャラクター、その世界で一生を終えた人間ではないかと思っているなどと話した。森下は杉下目線で作品を読み返すと包容力がある、人に対する価値観がすごく優しい、杉下が人として欠けているところをうまくフォローしてくれているなどと話した。
冨永は多様性・ジェンダーの問題、男女逆転しているからこそ見えてくる問題や生きづらさ、葛藤、生き様が垣間見えるなどと話した。大森は海外ではフェミニズムマンガ、ジェンダーを考える作品として評価されている、世界で受け入れられる作品、自分の足元が揺らぐような感覚などと話した。森下は作品を読んで男性も女性も魅力的な人もいればそうでない人もいる性別ってあまり関係ないのではないかと思わせてくれるなどと話した。
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