ことしの24時間テレビ・チャリティーランナーのやす子。今回、やす子が挑戦するのは全国の児童養護施設に募金マラソン。集まった寄付金は全国の児童養護施設のために全額使われる。やす子は今、練習の合間に児童養護施設の現状を知るため各地を巡っている。この日訪れたのは、群馬県高崎市にある児童養護施設・希望館。ここには5歳から19歳までの30人の子どもたちが暮らしている。やす子は児童養護施設に行くたびに園にあったらいいものを尋ねている。そして、今回のやす子のような取り組みをすでに行っている人も。児童養護施設で育った大学4年生の山内ゆなさんは大学1年生のとき、クラウドファンディングで3700万円以上を集め、全国110か所の児童養護施設に1万1000冊もの本を届けた。山内さんは、児童養護施設は今とても大きな問題を抱えているという。それは全国的な職員不足。山内さんは今回のやす子のチャリティーマラソンを通して、職員が足りてない状況をどうにかできたらと考えている。