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「T5 編成」 のテレビ露出情報

最高速度270キロで走行しながら、新幹線の設備の健康状態をチェックするドクターイエロー。正式名称は新幹線電気軌道総合試験車。車内のカメラでは架線やパンタグラフに異常がないかを見る。先頭車両のカメラでは線路の状態をチェックする。深夜にチェックすることが多かったため、暗いところでも目立つように黄色になった。また、間違って客が乗らないようにという意味もある。ドクターイエローは見ると幸せになれる、幸せの黄色い新幹線などと言われている。1964年、新幹線が開業した年にドクターイエローの元になった電気試験車・T1編成が誕生。最初は電気関係のチェックしかできなかった。線路の状態は軌道試験車という専用の車両がチェックを行っていた。試験車両が常にチェックを行うことで新幹線の安全と安心が保たれた。1974年、T2編成が登場。ここから電気と線路のチェックができるようになった。1979年、T3編成が登場。2001年、T4編成が登場。2005年には同じタイプのT5編成が登場。700系をベースにした現役のドクターイエロー。そんなドクターイエローは2027年をめどに運行を終えることを発表。引退理由は車両の老朽化。引退後は計測のための専用車両がなくなる。その役割は営業車両が受け継ぐ。様々な装置を積み込んで走りながら点検・検査を行う。N700S確認試験車J0編成には電車線金具異常検知装置が搭載されており、300キロで走りながら架線を鮮明に撮影できるという。金具が変形していないか、破損していないかを自動で検出できる。また、車両の床下にも高画質で撮影できるカメラがある。線路の金具を確認することができる。これらの装置は2027年以降、営業車両(N700S)に搭載予定。

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