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「6000形」 のテレビ露出情報

長崎電気軌道は大正時代初期に開業すると市民に親しまれてきたが、今回は約5分間隔で運行され7.3kmを走る1号系統の旅。国道に軌道が敷かれた併用軌道の区間もみられる。まず降りたのは千歳町で、中通市場には新鮮な魚介から惣菜まで様々なグルメが並んでいて、人の温かみが感じられる場所となっている。専用軌道をすすんで浦上車庫で降車すると、その近くにある車庫には20車もの車両が待機していた。新しい車両も古い車両も揃えられているのが特徴で、幅広い種類の物が並んでいる。2022年には最新型でバリアフリー対応の6000形も導入されているが、一方で明治44年に製造されたものが西鉄から譲渡された168号もイベント用車両として現役となっている。168号はスピードを出すために車輪が大きく造られていて、その分ステップが多いのが特徴となっている。1915年に開業した長崎電気軌道は昭和20年8月9日に原爆が投下されたことで壊滅的な被害を受け、昭和57年の7月には長崎大水害で約7割の車両が水に浸かってしまったが、その度にスタッフたちは汗を流して復活に導いてきた。
続いて向かったのは銭座町停留場。ここの商業施設には観覧車が備え付けられていて、中井さんも乗車することに。山の斜面に家々が並ぶ長崎の風景を眺めることも可能で、眼下には路面電車の軌道を眺めることもでき、路面電車が石畳の上をすれ違う様子も撮影できる。道幅が狭い区間は自動車が線路の上を走ることも認められているのだといい、新地中華街停留場では電車の後方を自動車が進む不思議な風景も撮影可能となっている。S字カーブを描くエリアもあり、ここのしたには暗渠があるのだという。更に進むと暗渠につながる川も現れるのだといい、崇福寺停留場は暗渠と川の境目に設置された駅となっている。

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