米国・バイデン大統領は5日、大統領選挙からの撤退圧力が強まる中、ABCテレビのインタビューで、選挙戦を継続する考えを、改めて強調した。バイデン大統領は「ひどく疲れていた。ひどい風邪だった。(4年間やり遂げる能力は?)あると信じている」と述べた。バイデン大統領は認知機能テストを受けて、国民に公表する考えはあるかと問われ「誰からも受けるべきだと言われていない」と述べ、要はないとの認識を示した。米国メディアは、今回のインタビューについて「大きなミスはなかったものの、懸念を完全に払拭することはできそうにない」と報じている。一方、バイデン大統領は、これまでの実績を語った際に「日本の予算を増額させたのは私だ」と述べた。去年6月、バイデン大統領は、日本の防衛費増額について「私が説得した」と述べ、日本政府からの申し入れを受け発言を撤回している。