アメリカのクラルコムは27日、AIデータセンター向けの新たな半導体を発表した。スマートフォン向けに依存する構造から脱却し、事業を多角化したい考え。クアルコムが発表した新製品「AI200」と「AI250」は、豊富な容量と低コストを両立したとされ、新規の設備だけでなく既存設備への追加導入も可能だという。クアルコムは来年以降順次出荷を始める計画で、サウジアラビアのAIスタートアップ企業「ヒューメイン」への導入があわせて発表された。27日のクアルコムの株価は、一時20%を超える上昇となり最高値を更新した。
