五輪開幕を直前に控えたフランス・パリで大きな課題となっているのがバリアフリー環境の整備。中でも深刻なのが地下鉄の駅。パリ五輪の主要コンセプトの1つが障害者などに優しい街の利便性アクセシビリティーの向上。市内の16路線のうちエレベーターが設置されているなど完全にバリアフリー化されているのはたった1路線のみ。こうした背景には、パリの地下には水道管やガス管が張り巡らされていて、工事が難しいことや莫大なコストがかかることなどが挙げられる。
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