ベンチャー企業や大学の研究施設などが集まる千葉県柏市の柏の葉エリアで、アジアのスタートアップ企業が集まりビジネスプランを競うコンテストが開かれた。コンテストには環境や医療などの分野で研究開発を行うアジアの13の国と地域のスタートアップ企業64社が参加した。きのうは上位6社による最終審査が行われ、各企業の経営者などがビジネスプランを発表した。この中で台湾の企業は、多忙な医師の業務を効率化するためAIが音声を認識し診療記録などの作成を支援する技術について発表した。また国内から参加した企業はAIを活用して畑の中を自動で走行し農薬散布などができる農機具を開発したことを説明し、審査の結果、この企業が実証実験に向けた支援を受けられる柏の葉賞を受賞した。