友成は1963年に東京・文京区に生まれ、飲食店を営む両親のもとに生まれたという。その店には各界のスターが訪れていたという。しかし、家業が廃業し両親は離婚した。母一人、子一人の生活は食べるのも困るようになり親戚にわけてもらうことに。転機になったのは高校時代。アルバイトをしていた飲食店の店長からもらった一冊の本のレストランマネジメント。飲食店経営のノウハウが事細かにかかれた本。高校生だった友成は無我夢中で読み、外食産業で生きていく事を決意した。20歳の時に夜間大学に通いながら、自らの右で融資をうけ20歳の時に新宿でレストランを開業した。自家製ハンバーグが評判を呼び、それなりに繁盛したが夜は客のニーズに合わず閑古鳥。銀行からの借入金は2000万円に膨れ上がっていた。その分岐点は、大学4年になって飲食店経営を続けるか悩んでいた。友成はピンチに鈍感なところがあり、それが生き延びることのできた一番の要因だという。