イカ漁師の福浦さん親子が、呼子港に帰港した。母の勇子さんも合流してイカを港の生簀に移す。イカは海水から出ると弱るため港の生簀への移動は猛ダッシュ。大きいサイズは市場に出荷し、活魚にできるものは瞬間凍結で全国に発送する。CAS凍結は振動させながら凍結することでうまみ成分が逃げない。深夜1時半、港では地元市場用に氷を敷く作業。健二さんは小学生から祖父・父とイカ漁に出ていた。他の仕事は特に考えていなかったという。長男で漁師になることが決まっていた父・吉視さんは最初は漁師をしたくなかったといい、だからこそ息子には無理にやらせたくなかった。中高生になった健二さんに漁師への思いを伝えられると嬉しかったという。