肘の痛みについて、馬見塚さんは靭帯ではない場所が原因の可能性があると紹介した。肘頭疲労骨折は骨同士が衝突を繰り返すことが痛みとなるものの、肘頭疲労骨折だけの場合は来季には投手としての復帰で終わる可能性もあるという。また、胸郭出口症候群という神経が肋骨と鎖骨に圧迫される症状が発生する可能性もあると言い、この場合は第一肋骨を切除するものとなり、投手としての復帰は来季途中になるといい、ルーステストという手をあげた状態でグーパーにしていき、30秒以内に痺れなどが増強した場合はこの症状の可能性があるという。
大谷翔平は1ヵ月以上メデイア対応をしていないが、専門家は今回はけがの治療前提供語に自らの言葉で説明や今シーズンを振り返るとみている。前回のトミー・ジョン手術は2018年10月で、打者として2019年5月、投手として202年7月に復帰した。当時大谷は「マウンドにもう1回上がるまではスッキリしない。頑張れば打席に立てると思う」などと語っている。エンゼルスは詳細を説明していないが、医師の判断が分かれ、決断も慎重になっている可能性もあるという。
けがの治療によるFA移籍への影響について。代理人は「どこかの球団でDHにあんるだろう。二刀流を続けることに迷いはない」と話す。NBC Sports BOSTONによると右肘を負傷していてもFA予定の先発投手ランキングの1位は大谷。CBC sportsは約740億円で契約を結ぶ可能性もあるとしているが、専門家は二刀流での起用が移籍の前提条件で、投手としての評価が契約の焦点となるとしている。怪我後はワールドシリーズ優勝より、二刀流が優先順位が上位となり、60％の確率でドジャースに移籍するとみられている。