日本で避難生活を送るウクライナの人たちについて伝える。現在日本国内では2000人近くのウクライナ人が避難生活を送っていて、支援の継続が課題となっている。日本財団による生活費支給は、日本に受け入れ先がある人を対象に、期間は3年間で1人あたり年間100万円が支給されていた。長い人の避難生活は3年ほどとなっているため、今月以降順次終了していき、経済的自立が求められる。自立して日本での生活を続けるか、危険を覚悟で祖国に帰るのかという大きな決断を迫られている。
兵庫県では102人のウクライナ避難民が暮らしている。CODE海外災害援助市民センターは神戸を拠点に支援活動を進めている。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった3年前の2月、古椿たちはその直後から食料物資の配布や引越の手伝いなど、およそ50人の生活サポートを続けてきた。この日支援物資を届けたのは神戸の公営住宅に暮らすリリアさん。まもなく生活費の支給が終わることから、経済的な不安を抱えていた。リリアさんは日本語をあまり話せないため、正社員の仕事が見つからず、今は2つのアルバイトを掛け持ちしている。オルガさんと息子のレブくんはキーウで夫と3人で暮らしていた。徴兵の対象年齢となる夫は出国が禁止されているため、今もキーウに残っている。オルガさんの本業は伝統舞踊のダンサーで、母国で沢山の生徒を教えていた。ウクライナにいる夫とは毎日電話で互いの安否を確認している。オルガさん親子への年間200万円の生活費の支給は来月で終了し、今後は経済的な自立が求められる。CODEのスタッフの島村さんは子守のボランティアをすることでオルガさん親子を支えている。子どもを預かってもらっている間にオルガさんは日本語学校に通うなど、自立に向けた活動をしていた。今年1月からは洋菓子作りの仕事を始めたという。1歳でウクライナを離れたレブくんにどのように母国の文化を教えるかオルガさんは苦悩していた。軍事侵攻から3年となった先月24日、神戸におよそ40人のウクライナ人が集まり、平和を祈るイベントが行われた。オルガさんはダンスを通してウクライナの苦しみを訴えた。
兵庫県では102人のウクライナ避難民が暮らしている。CODE海外災害援助市民センターは神戸を拠点に支援活動を進めている。ロシアによるウクライナ侵攻が始まった3年前の2月、古椿たちはその直後から食料物資の配布や引越の手伝いなど、およそ50人の生活サポートを続けてきた。この日支援物資を届けたのは神戸の公営住宅に暮らすリリアさん。まもなく生活費の支給が終わることから、経済的な不安を抱えていた。リリアさんは日本語をあまり話せないため、正社員の仕事が見つからず、今は2つのアルバイトを掛け持ちしている。オルガさんと息子のレブくんはキーウで夫と3人で暮らしていた。徴兵の対象年齢となる夫は出国が禁止されているため、今もキーウに残っている。オルガさんの本業は伝統舞踊のダンサーで、母国で沢山の生徒を教えていた。ウクライナにいる夫とは毎日電話で互いの安否を確認している。オルガさん親子への年間200万円の生活費の支給は来月で終了し、今後は経済的な自立が求められる。CODEのスタッフの島村さんは子守のボランティアをすることでオルガさん親子を支えている。子どもを預かってもらっている間にオルガさんは日本語学校に通うなど、自立に向けた活動をしていた。今年1月からは洋菓子作りの仕事を始めたという。1歳でウクライナを離れたレブくんにどのように母国の文化を教えるかオルガさんは苦悩していた。軍事侵攻から3年となった先月24日、神戸におよそ40人のウクライナ人が集まり、平和を祈るイベントが行われた。オルガさんはダンスを通してウクライナの苦しみを訴えた。
URL: https://code-jp.org/