生成AIの分野で注目を集めているエヌビディアは1993年シリコンバレーで創業した半導体メーカー。GPUと呼ばれる画像処理の半導体をもともとはゲーム用に開発していた。2012年に行われた画像認識の実験で、グーグルが2000個のCPUで使った実験をエヌビディアは12個でやり遂げたことから知名度が高まった。ChatGPTを動かすためのデータ処理にも活用されており、今週には学習する性能が従来品と比べ4倍になるなどの新たな半導体を発表。今年後半から利用できるようにするという。エヌビディアの株価や業績が好調だと日本の半導体関連企業の株価も押し上げられ、日経平均株価の終値が史上最高値を更新した。