ウェブを通じて、どこから誰でも遺跡調査に参加できるのが、市民参加型のプラットフォーム「Deep Time」。参加者のミッションは地形図から過去の痕跡を探すこと。これまで2000以上の考古学的な特徴が一般市民によって発見された。参加者は「PASTRONAUT」と呼ばれる。PASTRONAUTは「過去」と「宇宙飛行士」の単語を組み合わせたもの。PASTRONAUTはウェブ上で遺跡探しの世界へ飛び込む。地形には人類が歩んできた様々な時代の痕跡が重なり残っている。10種類以上のデータを見比べながら、どの時代の何の痕跡か探っていく。トレーニングでは13に分類された遺跡の形状を頭に入れる。例えば画像が示す模様はどんなタイプの遺跡か。クイズで楽しみながら学習を深めることができる。元ツアーガイドのダグ・ホッパーさんは「調査した場所を実際に2カ所発掘に行ってみたよ。今では「第2の家」みたいに感じています」と話した。