宇宙に巨大なソーラーパネルを設置する宇宙太陽光発電の開発が進んでいる。電気を電波に変えて地球に送り、再び電気に戻す。パネルの大きさは2.5km四方で、原子力発電所1基分もの電気を天候に左右されず生み出すことができる。2年前には航空機からの送電実験も行われ、高度7kmから地上への送電に成功した。残る壁は宇宙から電波で送電すること。さらに空気中の二酸化炭素を吸収する「Direct Air Capture」の開発も急ピッチで進んでいる。実証装置は、年間約200トンの二酸化炭素を回収できる性能がある。開発した川崎重工業では将来、装置の大きさを現在の100倍に拡大して50基並べる巨大プラントの実現を目指している。回収した二酸化炭素は地中深くに閉じ込めることが計画されている。江守教授は、フルスケールで完成したら年間100万トン吸収してくれる、日本の排出量をゼロにするには1000か所必要、世界のエネルギー需要が増えている分は太陽光と風力でまかなえている、二酸化炭素の排出削減を進める政治のリーダーを選ぶと対策は進むと話した。
