平成に革命をもたらした生活家電を紹介。まずは平成で最も進化した家電と言っても過言ではない「掃除機」から。昭和55年頃から多くの家庭の掃除機が紙パック式に。しかし当時の紙パック式はゴミが溜まると吸引力の低下や排気の空気の衛生面に問題があった。そんな中、平成16年発売の「Dyson 12シリーズ」のキャッチコピーは「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」。モーターで竜巻を起こし、遠心力で吸い込んだゴミと空気を分離、「紙パックのいらない掃除機」を生み出した。さらにいまや当たり前だが、ダイソンが生み出した機能が「ゴミが見える」というもの。創業者のジェームズ・ダイソンが「人間はゴミが見たいもの」ということから発想した。さらに昭和の掃除機は「吸引器」だったことから平成は「ゴミを掃き出して吸い込む」という仕様に。さらに大きな違いはコードレスのスティック型が登場したこと。平成に革命をもたらした掃除機が令和のいま、さらに進化を遂げていた。マイクロミストが目に見えない花粉・ハウスダストなどに吸着し、浮かせて吸引する。さらに掃除機で吸ったゴミは「クリーンドック」にいれると自動収集し紙パックへ。さらにゴミ捨ては3ヶ月に1日でOK。