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「ED333」 のテレビ露出情報

弘南鉄道名物のラッセル車は、高さおよそ4m。長さ11mの巨大な除雪専用車両。このラッセル車は、まだ鉄道省があった時代の昭和4年に製造されたもの。積雪が深い場所は、スノープラウでは対応できないので鋭利な巨大な形状の排雪板を雪に押し当てて雪をかきわけるという。このフラジャーを下げるが、下側部分がせり出すフラジャーは、線路間にある雪をえぐるようにかきだす。そして重要なパーツはウイング。車両の側面に設置され50センチほど外側に開く。かいた雪を線路脇に押し流すためのものだという。電気機関車はラッセル車よりもさらに古い大正12年生まれで、元々貨物を引っ張っていた。この電気機関車で29トンのラッセル車を押していく。レールの間に吹き溜まりがあると雪を逃がす場所がなく、脱線などにつながる。ラッセル車は雪を効果的に排出できる理にかなった形状。次にラッセル車の中へ。車両の屋根には空気タンクが設置してあり、ウイングとフラジャーは空気圧で動く。そしてラッセル車の操作も体験する。フランジャー操作やウイング操作をした藤田アナ。レバーのそばにはフランジャーやウイングが衝突するのを避けるために、踏切やホームでどのように操作をするか示した表示。タイミングを見定めて行っているという。
ベテランの伊原さんがラッセル車の操作を披露。二人でウイングやフランジャー左ウイングや汽笛などを使って操作していく。運転する機関士は、前方がラッセル車で隠れて見えないために連携が大事になる。実際に走行しながらその操作を説明した。ホームがみえ、駅を通過し右のウイングを開く。衝突を避けるために、ホームではウイングを閉じて踏切ではフランジャーをあげるタイミングを見極めながら行う。こうして安全に走行をしているという。

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