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「ELYZA DIGEST」 のテレビ露出情報

職種や時給などの項目にクライアントの情報を入力し、アピールポイント、職場の雰囲気などを入れて生成ボタンを押すとわずか10秒足らずで募集ページが出来上がった。与えられた条件やキーワードをもとに、生成AIは文体が違う5パターンの原稿を制作してくれる。その中から1つを選び、最終的には人がチェックをする。入力したキーワードに関する部分は黄色く、特に注意の必要な数字部分は青く表示されてミスを防ぐ仕組みになっている。また入力項目によって、男女雇用機会均等法など表記ルールに抵触する可能性があると画面が表示されて知らせてくれる仕組みだ。生成AIを導入したことで、新規に原稿を作る場合の制作時間は最大3割程度削減された。生成AIを使うことで他の業務に時間を回すことが出来たり、自分では使わない表現を学ぶことも出来てクライアントの満足度にも繋がっていると思うとのことだ。マイナビでは、今後生成AIの精度を高め、店舗側と応募者のミスマッチをなくしたいと考えている。顧客体験をどう上げていくかについてAIを活用することは至上命題で、アルバイト事業以外にも実稼働として動いている事業部もあり、作られたボ出る事態を横展開全体に広げたいとのことだ。
マイナビの生成AIの技術に携わったのは、都内のIT企業ELYZAだ。AIの第一人者である東京大学・松尾豊教授の研究室から生まれたスタートアップ企業である。マイナビで使われていた生成AI・ELYZA Pencilに加え、長文をAIが短文にまとめるELYZA DIGESTなどを開発した。ELYZA DIGESTは、東京海上日動、JR西日本グループを始めとする企業のコールセンターで使われている。用件が分かりづらい、長文の電話であってもわずか20秒程度で 要約してくれるため現場でも好評だという。ELYZAの代表取締役は、ChatGPTが出てきてから生成AIの文脈で金融、メーカーなど多数の業界で幅広くオファーが増えてきている。いろいろとエンパワーしていくことができるのではないかなどと話した。

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