DREAMS COME TRUEのデビューは1989年。抜群の歌唱力と独自の音楽性で一躍注目を集めた。デビュー時の目標に吉田は何者になりたいや、何かを変えたいなどとは思っていなかったと答え、自分たちの音楽をしたいと思っていたという。デビュー2年目には紅白初出場。洋楽的サウンドにピタリとマッチするサウンドでキャッチーな日本語詞。ドリカムはその後多くのヒット曲を世に放ち国民的バンドに。またライブでも観るものを圧倒し、DREAMS COME TRUE WONDERLANDと題し遊園地をテーマに巨大なステージセットをアメリカから輸入した。趣向を凝らした演出は大きな話題に。さらに97年にはアメリカに進出し、しかし思い描いた結果を出すことはできなかった。