- 出演者
- 大泉洋 中村正人(DREAMS COME TRUE)
今年7月にデビュー35周年を迎えたミュージシャン。ライブが行われたのは吉田美和の故郷の北海道池田町。7月7日は七夕で夢がかなう日としてドリカムの日に認定されているがその日に凱旋が行われた。故郷でライブをする理由に吉田は人口減少も著しく、今できることをやっていくしかないと答えた。
オープニング映像。
北海道池田町は、十勝平野の東側にある人口6000人の小さな町。自然豊かな街で吉田さんは生まれ育った。ワインの街でもあり十勝ワイン一大生産地とも知られていてワイン城がある。このワイン城落成50周年とDREAMS COME TRUEデビュー35周年を記念して2日間にわたってイベントが開催し全国から15000人が参加した。イベントではドリカムのライブ以外にも様々な企画が行われドリカムディスコはダンスミュージックにリミックスされたドリカムの曲を踊る。さらに街の人にも出演してほしいと呼びかけ池田町のキッズダンサーと共演した。地元の人を積極的に巻き込み会場が一体となったイベントを目指した。池田町の恩返しとして行われたこのイベント。ライブでは未来を旅するハーモニーなどが歌われた。
スタジオゲストに中村正人が登場。中村は池田町についてはワイン祭りが行われておりドリカムは9年前から行っているという。その時はいつかそこでライブをしたいと話していたなかで念願のライブだったという。
ドリカムから大泉にメッセージは寄せられた。2人は大泉に対し大スターになってしまったと答えた。大泉は感想に吉田が怒っていたように思えたと答えた。
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- DREAMS COME TRUE何度でも
大泉は以前にドラマをした時にそのドラマの主題歌がドリカムの何度でもだったと答え、その年に北海道であったライブに飛び入り参加したという。
中村はドリカムの結成秘話について当時はサポートメンバーや楽曲制作をしていたが30代が近づいてくる中で自分はこのままでいいのか?と思い始めたという。周囲の人はマネージャーで稼いでいたので自分もそういう風に誰かのマネージャーについて稼ごうと考えた頃に吉田美和に出会ったという。吉田美和のマネージャーとして私財をなげうって彼女の歌手としての活動の売り込みをしていたが、全然引っかからず。当時はバンドブームだったので女性のシンガーソングライターはお腹いっぱいという風潮が業界内にあったという。そこでバンド形態にしてみようと自分が吉田美和と音楽活動を始めたのがきっかけだという。
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- DREAMS COME TRUE吉田美和
DREAMS COME TRUEのデビューは1989年。抜群の歌唱力と独自の音楽性で一躍注目を集めた。デビュー時の目標に吉田は何者になりたいや、何かを変えたいなどとは思っていなかったと答え、自分たちの音楽をしたいと思っていたという。デビュー2年目には紅白初出場。洋楽的サウンドにピタリとマッチするサウンドでキャッチーな日本語詞。ドリカムはその後多くのヒット曲を世に放ち国民的バンドに。またライブでも観るものを圧倒し、DREAMS COME TRUE WONDERLANDと題し遊園地をテーマに巨大なステージセットをアメリカから輸入した。趣向を凝らした演出は大きな話題に。さらに97年にはアメリカに進出し、しかし思い描いた結果を出すことはできなかった。
中村はドリカムがアメリカの進出した理由にはドリカムの楽曲が洋楽ベースだったので洋楽をきいて育った自分たちが恩返しのようにアメリカでやってみたかったという。アメリカ進出と言ったことは一度もなかったという。
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中村はアメリカでの挫折を経験したことで国内でのファンを減らしたことやメンバーの脱退もあったという。単純にドリカムの音楽性に飽きたというような理由ではなく自分たちの音楽を受け止めてもらえなくなったと感じた時は苦しいと感じたという。
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- DREAMS COME TRUE西川隆宏
2004年にはやさしいキスをしてしてがヒットし7年ぶりに紅白歌合戦に出場し国民的バンドのドリカムが戻ってきた。2005年には何度でもを発表。この曲は今に至るまで東日本大震災や新型コロナウイルスなど世の中が苦しい状況になるたびに人々を勇気づけている。中村は生んだ曲が誰かの力になっているということはその曲を生み出して良かったと思うと答えた。吉田は応援曲というふうにわけて作った訳では無いが聴いてくれる人に精一杯届けているが、年齢を重ねうまく言えなかったことが今では言えるようになってきてたらイイなとは思っていると答えた。その後も様々な曲を世に送り出してきたドリカム。去年開催されたDREAMS COME TRUE WONDERLANDでは、44万人の観客を動員し今も多くの人を魅了するアーティストとして活躍し続けている。
今年7月にデビュー35周年を迎えたDREAMS COME TRUE。ライブが行われたのは吉田美和の故郷の北海道池田町。
DREAMS COME TRUEが「晴れたらいいね」「あなたとトゥラッタッタ♪ 」を披露した。
最初から見たい方はNHKプラスで配信中。
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- NHKプラス
吉田は幼い頃から音楽が好きで保育園の先生が昼休みにピアノを弾いているとみに行ったりしていたという。また池田町では町が開催するイベントがあり東京混声合唱団や北海学園大学のフォークソング部などが集まっていたのを観に行っていたという。
吉田は音楽の道に進むことについては頭の片隅にステージの上に立って女性が大勢の観衆の前で歌っている様子を幼い頃にイメージしていたが、それが自分だと感じていたという。
大泉は吉田が町のイベントをみていた時に出ていた大学が自分の母校だったと答えた。またそのフォークソング研究部以外に自分たちが所属していた演劇研究会などもよく遠征していたが吉田が見ているとは驚きだと答えた。
DREAMS COME TRUEの「Kaiju」は最新曲だというが吉田はこの曲の主題化となった映画の監督と話し合った時には自分の中で何かが生まれていたという。
中村は新曲のKaijuについては吉田は曲を作り始めの頃は売れたいという気持ちはなく純粋に音楽を作りたいと思っていたがこの楽曲はまさにそんな曲だと説明した。また当時はデビューした頃は売れないといけないというプレッシャーがあったが売れる音楽を作るには自分が役に立っていたという。今はたくさんの人に聴いてもらえたらいいなと思っているという。
DREAMS COME TRUEがKaijuを披露した。