韓国は今月4日、北朝鮮と2018年に結んだ軍事合意の効力の全面停止を決定した。効力の停止決定後実施された韓米合同軍事演習に米国の戦略爆撃機B1が参加した。B1を護衛するのは韓国空軍のF-15K戦闘機。B1は精密誘導爆弾を韓国内の射撃場に投下する訓練を行った。米国軍の戦略爆撃機が朝鮮半島の周辺に展開されるのは今年に入って2回目。今回の韓米軍事演習は北朝鮮が韓国にゴミや汚物などをぶら下げた風船を飛ばしたことやGPSの妨害電波の発信など挑発行為を繰り返していることに対して韓国と米国が警告を示したものと言える。