- 出演者
- 望月麻美 高橋彩
オープニングで挨拶をした。
ノルマンディー上陸80年を祝う式典が5日から始まった。マクロン大統領はモルビアン県のプルメレックで上陸作戦の準備に当たったブルターニュ地方のレジスタンスの兵士や英国から合流したパラシュート部隊またサンローの一般市民の犠牲者カン刑務所で銃撃された人々にも敬意を表した。マクロン大統領は1945年以来、この受難の町を訪れた6番目の大統領となる。明日6日は一日を通し、かつての兵士たちに敬意が示される。
ノルマンディー上陸作戦から明日で80年となる。フランス、英国両国でさまざまな記念行事が行われた。ポーツマスの南岸では国王夫妻、ウィリアム皇太子が戦没者を追悼。また、英国の元兵士40人以上がノルマンディーを訪問。明日はベールシュルメールの英国ノルマンディー記念碑での式典が行われる。ヨーロッパの至る所で第2次世界大戦当時の連合国の軍服に身を包んだ若者や、少し年老いた人が集まりナチス・ドイツに占領されたフランスを解放するためにノルマンディーに上陸した兵士たちを祝い思いを馳せている。二度と、あんなことは繰り返さないと固く誓ったにもかかわらずヨーロッパで再び戦争が起きている。
ノルマンディー上陸作戦から80年となるのを記念する式典に合わせロシア第2の都市サンクトペテルブルクではプーチン大統領が重視する国際経済会議国際経済フォーラムが開かれている。ノルマンディーの式典には米国・バイデン大統領なども出席する予定の一方、ロシアは招待されていない。この中で注目されるのがフランスの新たなウクライナ支援。ロイター通信は、兵士を訓練する教官をウクライナに派遣する計画を今回のゼレンスキー大統領訪問に合わせて発表する可能性があると伝えた。一方、ロシアの国際経済フォーラムはプーチン大統領が演説する予定がある。焦点となるのはインドなどの友好国との関係。ロシアは、投資を呼び込んで欧米からの制裁の影響を和らげ関係強化を図っているが今回はロシアからは誰も招待されていないうえ代わって、ロシアへの対抗策が協議される。
オランダは去年秋の国政選挙で難民受け入れ反対を掲げEUの環境政策にも批判的な極右政党の自由党が第1党に躍進。ヨーロッパで極右や右派政党への支持が広がっていることを示す象徴的な国とみられている。そのため、今回の選挙でどこまで支持を広げるかが注目される。
ヨーロッパ議会選挙。オランダは去年秋の国政選挙で難民受け入れ反対を掲げEUの環境政策にも批判的な極右政党の自由党が第1党に躍進。今回の選挙でも勢力を伸ばすとみられているのが極右政党の自由党。難民の受け入れ反対やオランダ第1を掲げ、去年秋の国政選挙議会下院選挙で第1党となった。その後の連立協議で中道右派の自由民主党など3党と連立政権を作ることで合意した。勢いに乗ってヨーロッパ議会でも勢力拡大をねらう。自由党を支持しているのが自国やEUの移民難民の受け入れに不満を持つ人たち。専門家は今回のヨーロッパ議会選挙でも自由党が、EUへの批判票を集める可能性があると指摘する。こうした中で危機感を募らせているのが環境政策の継続やEU統合の推進を訴える環境政党のグリーンレフト。移民や難民が増えすぎることへの市民の不安やEUの厳しい環境規制への反発は各国に共通してみられる。
竹田恭子ブリュッセル支局長がヨーロッパ議会選挙について解説。オランダには31議席が割り当てられているが、事前の世論調査で自由党は9議席を獲得する見込み。オランダより規模が大きな声がある中で、オランダの有権者の声が反映されにくいと、投票にはいかないと話す人もいた。移民や難民が増えることなどへの不満や不安は各国に共通してみられ、各国の極右・右派政党は自国民は寄り添う姿勢をみせ、支持を獲得しようとしている。選挙の影響を受ける分野としては気候変動対策、ウクライナへの支援がある。
今回の総選挙で最も多くの議席を獲得した与党・インド人民党を率いるモディ首相が勝利宣言をしたものの、インド人民党は10年ぶりに単独過半数に届かなかった。野党連合が事前予想よりも大きく議席を伸ばす中、インド人民党が中心となる与党連合が連立協議を行っている。一方、最大野党・国民会議派は前回の選挙に比べ2倍近い99議席を獲得した。憲法の規定に従い、モディ首相内閣は総辞職し、地元メディアは与党連合の連立協議を受け、今月8日にも次期首相の宣誓式が行われる見通しだと伝えた。
韓国は今月4日、北朝鮮と2018年に結んだ軍事合意の効力の全面停止を決定した。効力の停止決定後実施された韓米合同軍事演習に米国の戦略爆撃機B1が参加した。B1を護衛するのは韓国空軍のF-15K戦闘機。B1は精密誘導爆弾を韓国内の射撃場に投下する訓練を行った。米国軍の戦略爆撃機が朝鮮半島の周辺に展開されるのは今年に入って2回目。今回の韓米軍事演習は北朝鮮が韓国にゴミや汚物などをぶら下げた風船を飛ばしたことやGPSの妨害電波の発信など挑発行為を繰り返していることに対して韓国と米国が警告を示したものと言える。
ショッピングカートを戻すべきかという議論がオンラインで注目を集めている。駐車場の回収場所にカートを戻さないという女性がSNSに動画を投稿し、物議をかもしている。子どもたちを車に残してカートを戻しにはいかないという。2児の母である女性は母親と子どもが置かれている状況について関心を高めるため動画を投稿したという。女性は安全でなければカートを戻さなくても良いと主張している。
主なニュースは「ノルマンディー上陸作戦80年」ほか。
「キャッチ！世界のトップニュース」の次回予告。チューリップの球根掘り。
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ブルカリアの中部カザンラクで行われたバラ祭り。120年以上の歴史があり、順調なバラの収穫を祝い開かれる。地元名産の「ローズオイル」の抽出法も紹介されている。民族衣装を着た人たちのパレードでは約6000人がバラの花びらで街を彩った。
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