- 出演者
- 望月麻美 高橋彩
オープニング映像の後挨拶をした。
今年の総選挙ではBJPが率いる与党連合が、これまでのところ292議席を獲得し多数派となった。しかし与党連合が目標としていた400議席以上には達していない他、BJPも370議席に遠く及ばなかった。BJPはヒマチャルプラデシュ州、マディヤプラデシュ州、グジャラート州、オリッサ州などでは健闘したが、ウッタルプラデシュ州、ハリヤナ州、ラジャスタン州などでは振るわなかった。与党連合の結果は予想を裏切ることになったが政権の維持には成功した。今後の焦点は政権のかじ取りと政策、そして経済発展に向けられる。4日、勝利演説を行ったモディ首相は「民主主義にとっての歴史的勝利」と述べ、「国民は再びBJPと与党連合に信任を与えてくれた」などと語った。
英国の選挙がかすんで見える程有権者の数が多いインドの総選挙の話題。モディ首相がインドでは異例となる3期目の政権を維持する見通しでインドの首相が3期目の政権を維持するのは史上2度目。「インドの発展を約束した我々の取り組みが勝利した」とモディ首相は支持者に語ったが、望みどおりの勝利ではなく、辛勝といった評価が飛び回っている。アヨーディヤーではヒンズー教徒とイスラム教徒が所有権を争いを続け、この場所に首相は巨大なヒンズー教の寺院を建て、今年1月落成式を行った。ヒンズー教徒の有権者を勢いづかせるはずだったが、BJPはここで大差で敗れた。この結果に野党国民会議派は大喜びしているという。
モディ首相のインド人民党が大幅に議席を減らしたことについて「これまで高いカリスマ性で人気を誇ってきたモディブランドが輝きを失った」などと伝えているところもある。モディ首相は選挙戦を通じて、強いリーダーシップで経済成長をけん引してきたとアピールしてきた。一方、若者の失業率は高く物価も高止まりしたまま。経済格差は広がり、農村部を中心に経済成長の恩恵を十分に感じられていない人たちが大勢いる。また、モディ首相の強権的な姿勢への反発もあったとみられモディ首相は3期目の政権維持に意欲を示す一方、求心力の低下は避けられないものとみられる。また、最大野党の国民会議派のラフルガンジー氏はみずから政権樹立を目指していくとみられ、今後、連立交渉を巡り与野党の駆け引きが続く可能性が出ている。モディ首相は外交では戦略的自律を掲げ全方位外交を展開し、グローバルサウスの国々をけん引しインドの国際社会での存在感を高めようとしてきた。国内政治の不安定化が外交に及ぼす影響は少なくなく開票後の動きにも世界は注視している。
米国ABC・バイデン大統領・国境管理強化の大統領令、仏F2・フランス国鉄・乗客が小包運ぶと・・・等ラインナップを伝えた。
英国で1か月後の議会下院の選挙に向けて、与党・保守党を率いるスナク首相と、最大野党・労働党のスターマー党首による初めてのテレビ討論会が行われた。討論は最大の問題である生活費の高騰から始まった。英国・スナク首相は政策の恩恵はまだ実感しはじめたばかりで、インフレ率は通常に戻り、賃金は伸びていて減税もあるとしている。スターマー氏は英国・トラス前首脳の問題は資金不足なのに減税したことであり、スナク首相も同じことをしていると反論。
米国・バイデン大統領はメキシコ国境での移民政策で思い切った対策を打ち出した。移民と不法入国問題は大統領選挙の重要な争点。ホワイトハウスからの報告。バイデン大統領は国境の危機に対処するため包括的な大統領令を出し、亡命申請手続きを厳しく制限する計画を発表した。不法に国境を超える人たちに対して5日午前0時にも国境を一時的に閉鎖する。この問題を選挙の争点にしたいトランプ前大統領が反対したため、共和党は超党派の国境対策を拒否していた。新たな大統領令では、移民の拘束が1週間で1日平均2500人に達すると、不法入国者の亡命申請手続きは自動的に停止される。申請が処理される間、米国に滞在できなくなる。制限は拘束者が水準以下(2週間で1500人以下)に減れば解除されるが、ここ数年この水準以下になったことはないという。トランプ氏は「バイデン氏が大統領令を出したのは追い詰められたからだ。」と批判した。民主党左派の議員は裏目に出る可能性があるとしている。
米国では国境を越えて拘束される人が3年連続で過去最多を更新した。調査会社ギャラップが今年4月に行った世論調査の結果によると、米国が直面する重要な課題に国境対策を挙げた人は27%、政府18%、経済17%、インフレ13%だった。国境対策が最も多くなっている。また、エコノミスト誌などが今年5月に行った世論調査では、バイデン大統領の国境対策を支持しない人が支持する人を30ポイントも上回っている。トランプ氏はバイデン大統領を批判している。バイデン大統領の国境管理はヒスパニックやリベラル派からの反発を招く恐れがある。(エコノミスト誌など調べ)
電車で乗客が小包を運ぶフランスのサービスについて。あるスタートアップ企業が国鉄の乗客に提供しているサービスで、乗客にもメリットがある。自分の荷物に加え小包を運ぶと切符が安くなるという。重量は上限3キロで、お店向けの商品で中身もわかるという。駅前のホテルに届ければ良いという。ホテルは無償で荷物の受け渡しを担っている。ライドシェアにならったシステムで、コロナ禍のあとスタートアップ企業が考案した。登録者は3万人。道路輸送とは異なる脱炭素時代の配送だとうたう。国鉄は手数料なしでこのサービスを許可している。WePost社はベルギーとスイスにも進出する目標だという。
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インドの総選挙は昨日から開票が行われ、インド・モディ首相率いる与党連合が3期目の政権を維持する見通し。ただ、与党インド人民党は単独では大幅に議席を減らして過半数には届かず、経済や外交などで強いリーダーシップを発揮してきたモディ首相の影響力低下も免れない事態となりそう。
英国で1ヶ月後の議会下院選挙に向けて、与党保守党を率いるスナク首相と最大与党労働党のスターマー党首による初のテレビ討論会が行われた。
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5月、米国フロリダ州で毎年恒例の“手作りボートレース”が開催。ボートはベニヤ板一枚でつくるのがルール。速さを競う真剣勝負がレースを盛りあげる一方、ミニ海賊船やミニタイタニック号なども観客の注目を集めた。すぐれたデザインや衣装などにも賞が授与。“航海に向いていないで賞”も贈られた。
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