今年の総選挙ではBJPが率いる与党連合が、これまでのところ292議席を獲得し多数派となった。しかし与党連合が目標としていた400議席以上には達していない他、BJPも370議席に遠く及ばなかった。BJPはヒマチャルプラデシュ州、マディヤプラデシュ州、グジャラート州、オリッサ州などでは健闘したが、ウッタルプラデシュ州、ハリヤナ州、ラジャスタン州などでは振るわなかった。与党連合の結果は予想を裏切ることになったが政権の維持には成功した。今後の焦点は政権のかじ取りと政策、そして経済発展に向けられる。4日、勝利演説を行ったモディ首相は「民主主義にとっての歴史的勝利」と述べ、「国民は再びBJPと与党連合に信任を与えてくれた」などと語った。