トランプ大統領は21日、ホワイトハウスで記者団の取材に応じ、米国空軍で初めてとなる第6世代戦闘機の製造契約をボーイング社と結び「F47」と命名すると発表した。そして、“ステルス性能やエンジンの出力でも現在の戦闘機の性能を遥かに上回ることになる”との認識を示した。AP通信によると、この戦闘機は中国など潜在的な敵国の防空網に侵入できるよう開発される無人機の編隊の要になるという。ボーイング社は旅客機の「737MAX」の相次ぐ事故などで業績が落ち込んでいただけに、ロイター通信は、数千億ドル規模に上るとされる次世代戦闘機の受注は会社の運命を逆転させる機会になると伝えている。