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「世界選手権」 のテレビ露出情報

スノーボード・パラレル大回転は2人同時に滑って競うとともに、速度も最速70kmというスリリングな競技となっている。三木つばきは2023年の世界選手権を制するとともに、今年のワールドカップ13戦のうち11戦で表彰台に登っている。三木は東京の大学に通いながら海外で転戦を続けるが、この日は静岡・掛川の家族の元へ戻っていた。4歳の時に父・浩二さんに影響されてスノーボードを始めると、8歳にして夢は世界で一番速く滑ることとなった。一番注目される舞台であるオリンピックを制することが世界で一番速く滑ることだと考えるようになったという。かかと側で曲がるバックサイドターンが三木の武器であり、制することになる2023年の世界選手権でもギリギリを攻めてきた。壁となるのはチェコのエステル・レデツカで、レデツカは正確な動きを武器に平昌ではスノーボードとスキーアルペンの2冠を達成する快挙を成し遂げた。三木は開幕を前にオーストリアの山で修行を行い残された課題であるつま先側で曲がるフロントサイドターンの研究を進めると、野藤コーチからは重心の置き方が良くないと課題を突きつけられた。フロントサイドターンに入る時に重心が不安定になるのが弱点であり、雪面に力をかけられず推進力も得られないのだという。これを受けて三木はバランスボールを使った調整などを1か月かけて行ってきた。そして、特訓を経て参戦したスロベニアでのW杯では見事に優勝を果たしたが、1日1日大事に過ごしていけたらと話している。

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