会場で撮影されたすべての映像が集約される「中継の心臓部」とも呼ばれるのが中継車。今回は特別に、その中継車の内部を見せてもらった。車内には多数のモニターが並び、ボタンを操作することで映像を切り替え、放送画面に反映させることができる。リプレイ映像もこの中継車で作られており、放送までの猶予はわずか6秒。3人が同時にリプレイを制作している。さらに、中継車には音声を専門に扱う「音声車」もあり、会場に設置された40~50本のマイクを一括で管理。サーブやスパイクの瞬間など、プレーごとに最適な音声になるよう細かく調整が行われている。