ドジャース・大谷翔平。きのうレッズ戦で異変が。いつも全力疾走の大谷らしくない走塁。試合後ロバーツ監督は「左太ももを負傷していて全力疾走できなかった」と明かした。16日、フォアボールで出塁。相手ピッチャーが投げた牽制球が左足の太もも裏を直撃。それでも大谷はプレーを続け、試合後は普通に歩いていたという。きょうの試合前には左足の状態を確認するかのように準備する姿があった。第1打席はセカンドゴロに全力疾走を見せるが、途中でスピードを緩める。その後、快音が響かなかったが、9回の第4打席ではファーストのグラブを弾く強烈な当たりで内野安打。その後、2塁へ進むと、フリーマンの左中間を破る当たりでホームに生還。左足の状態について「フルカウント」小谷記者は「試合に出場しているので問題ないと思います」と話した。ロバーツ監督は「いまは90%回復に向かっている」と話している。試合は先発した山本由伸が4点を失い2敗目。チームは今シーズン最長の5連敗。大谷の今後の活躍については「今年の特徴の一つは不調の期間が短い。ここから6月に向けて状態を上げる期待感はある」と話した。