山本さんのきょうのドル円予想レンジは149.40円~150.20円。山本さんは「昨日、夕方にかけてアメリカの金利がさらに低下して日銀関連報道などもあり149.32円まで下がる場面があったが、アメリカの金利が戻してPMIが市場予想を上回ったということもあって150円手前まで反発した」などと述べた。きょうの注目ポイントは『ドル円膠着脱出のきっかけは?』。山本さんは「膠着の理由として150円超での介入警戒感。FEDのタカ派化の一服感。中東情勢。投機取引は他通貨に。中東情勢で主要産油国が参戦して原油価格が急騰したり、それが原因で世界景気悪化につながる場合は大問題になるが、ドル円には強弱両方向のちからが働く。リスクオフだと経常黒字国通貨が上昇するので円高。米国債に資金逃避となると海外金利低下、金利差縮小で円高、投資家が円売りポジション圧縮で円高となる。今週木曜日にアメリカ第3四半期のGDPが発表される。それに注目」などと述べた。