G20でインドは議長国として存在感を見せ急速な成長を続けているが首都ニューデリーで50℃近い気温を記録するなど熱波の問題に日本のダイキンが存在感を見せている。今年人口14億人を超え世界一になった。ダイキンの鶴丸さんはインドの営業本部長と一般家庭の暮らしぶりを調査した。家庭用エアコン普及率が6~7%に留まるインドでは経済成長を受け比較的所得水準の高いニューデリーでは一般家庭にもエアコン設置が始まり需要は高まり2022年には740万台に増え今後加速が予想されている。ダイキン製品を専門に扱う販売店では低価格品から高級品まで幅広いラインナップを取り扱う。売上はここ3年で倍増しシェアNo.1を誇る。売れ筋は日本円で約6万5000円のもので月に350~400台売れるといい電気代が高いインドでは省エネ性能が売りでインドならでは56℃まで運転可能など現地事情を踏まえた機能が搭載されている。ダイキンはインド国内で10年ほど前に家庭用エアコンの生産を開始、生産能力は年150万台となるが需要に追いつけなくなっていて先月末にアンドラプラデシュ州にスリシティ新工場を稼働、年300万台に倍増させる。カンワルジートCEOは「インドは国内市場だけでなく主要な輸出ハブになる準備が整っている」等と話した。