共用スペースの使い方をめぐって1階のラーメン店に141万円の罰金通知を出した東京都内のマンション管理組合はなぜ高額な罰金に踏み切ったのか。番組は管理組合の理事会を取材した。都内にあるこのマンションは築48年の9階建てで最寄りの駅から徒歩3分、現在103世帯が暮らしている。突然の規制で影響を受けているのはラーメン店だけではない。16年営業の青果店では店頭に品物が並べられなくなり、品数を減らしたことで売り上げは下がった。管理組合によるとこれまで「物が置かれると景観を損なう上に災害時の逃げ道が確保しづらい」と要請してきたという。一部の店舗が聞き入れなかったため「罰金を科す」形に踏み切ったという。臨時総会は共用部の使用細則には具体的な罰金額も明記されることに決まった。管理組合と店側は積極的に会話するようになった。罰則の伴う共用部の使用細則について、管理組合が貸主側には伝えていたが、店主には知らされていなかった。141万円の罰金について管理組合は実際には請求しないという。
