アップルがiPhone16を発表。6月に発表した独自のAI技術「アップルインテリジェンス」が導入された。長いレポートを要約したり、何通もやり取りが続いたメールの要点整理や、返信文面の生成などメールが使いやすくなった。新たに追加されたカメラコントロールでズームが簡単にできる。iPhone16の価格は12万4800円からで、日本では13日から予約を開始し、20日に発売される。アップルインテリジェンスの機能は当面英語のみで日本語では来年以降の対応となる。今回、新たに搭載された画像処理機能は写真から余分な映り込みを自動で認識し、削除することができる。ただグーグルでは、「消しゴムマジック」として2021年にはスマホに搭載されるなど一般的な技術となっている。一方でユーザーの中には「アップルにはエコシステムという強みがある。多くのサービスやユーザーがiPhoneでつながっているため乗り換えにくい。だからこそアップルは時間をかけてAIの開発を進められる」との指摘もあった。