HPVワクチン無料接種期間の延長についての医師の解説。本来は小学校6年から高校1年の女児が定期接種の対象となるが、その年代で接種の機会を逃した人が多く、1997年度生まれまでの人はキャッチアップ接種として無料で接種できる。元々は本年度までだったが、この夏に接種する人が急増し、HPVワクチンの流通に制約が生じたため、この3月までに1回接種している場合には、公費で無料接種できる期間を1年延長となるという。ワクチンと定期接種によって子宮頸がんを9割防ぐことができる。副反応疑いの症状があったが、接種の有無に限らず同頻度であり、ワクチンの安全性は確認されている。