パリオリンピックの出場権をかけて今月行われた世界最終予選。48年ぶりとなる自力でのオリンピック出場を目指したハンドボール女子日本代表。メンバー20人のうち13人が能登半島地震で被災した北陸にゆかりがある選手たち。キャプテン・相澤菜月も石川県を拠点とする実業団チームの所属。石川・珠洲市の子どもたちなどと地震の前から交流を続けてきた。今年1月に発生した能登半島地震。被災して避難生活を余儀なくされた子どもたちもいた。最終予選の直前、珠洲市の小学生からチームに残る選手たちを通して日本代表に応援メッセージが届いた。世界最終予選でオリンピックの切符には届かなかったが、これからはチームに戻って被災地を元気づける。相澤菜月の所属チームでは、交流事業や募金活動などを通して今後も被災地の支援を続けていくという。